どうもどうもこんにちは、
双子姉妹(現在2歳7ヶ月)の母・うめじんたんです。
今回は、次女めれこの発達相談の後編です!
後編では当日の流れやまとめ・感想について書いていきたいと思います。
なお、
・福岡県福岡市
・2歳半
この条件での実体験ですので、お住まいの地域・子どもの年齢によって違いがあるかと思います。
※ご注意※
このブログでは、「障害」という漢字を使用しています。
差別や偏見を助長する意図はありませんので、ご理解いただけましたら幸いです。
前編は↓コチラ↓
発達相談に行ってきました 後編 目次
当日の流れ
時間は、朝の9時を指定されました。
電話予約の際に、「初回のみ時間が決まっていて朝9時に来て頂く事になりますが、可能ですか?」といった説明がありました。
2回目以降からはある程度時間が選択でき、午後の枠もあるそうです。
<タイムスケジュール>
9:00 受付
・問診票やアンケートへの記入
・担当の心理士さんとの顔合わせ 等
9:45心理士による発達検査(新版K式発達検査)
・検査用の個室に移動し、発達検査
・ここでは親は基本見学のみ
10:30 小児精神科医の診察
・更に部屋を移動
・医師→親への聞き取り等
・医師→めれこの身体チェック
・発達検査の結果を交えての医師からの診断結果
11:45 心理士への相談
12:10 会計(無料)、終了
心理士による発達検査(新版K式発達検査)
検査用の個室は、8~9畳程度の広さで床はフローリングでした。
室内は「やや無機質な保育園」といった雰囲気です。
検査に使う小物以外にも色々なおもちゃが用意されており、イヤイヤ期の2歳半もグズらずにすみました。
めれこは幼児用の椅子に座り、そのテーブル越しに心理士さんが着座。
私は、2人から少し離れた位置にある椅子に座るよう案内されました。
新版K式発達検査とは、
「姿勢・運動」
「認知・適応」
「言語・社会」
の、3領域について、それぞれ実年齢との差を数値化するものだそうです。
詳しい内容は調べると簡単に出てきますので、ここではめれこの受けた検査内容の一部をザッと書いておきます。
・積み木を色々な形に積む
高く積む、心理士さんの積み方を真似て積む…等
・イラストに対する質問に答える
「〇〇はどこ?」「コレは何かな?」…等
・玩具を使って遊ぶ
カップのおもちゃを積む、片付ける
色んな形状のパズルの形はめ遊び…等
・階段の昇降
手を使わずに上れるか
足が左右交互に出ているか…等
小児精神科医の受診
心理士さんの検査が終了すると、再び部屋を移動して診察室へ案内されました。
診察室と言っても普通の病院の物とは違い、小さめの教室程の広さでした。
一部が畳敷きになっており、私が医師と話をしている間はそのスペースで看護師さん(?)がめれこと遊んでくれるシステムでした。
①医師→親への聞き取り等
ここで聞かれたのは以下の様な内容でした。
・妊娠中~出生時~現在までの事
・父親(夫)、母親(私)について
(病歴、実家の家族構成、最終学歴、職業等)
・親族の障害や遺伝病の有無
・めれこの普段の様子
…等々。
②医師→めれこの身体チェック
普段の医師の診察(聴診器等)にプラスして、簡単に肌(?)や関節のチェック。
めれこは身体面では順調に成長しているからだと思うのですが、ここはものの数分であっさり終わりました。
※今書いていて気付いたのですが、肌を見ていたのはもしかしたら虐待の兆候が無いかのチェックでもあるのかもしれませんね。「難しい子」の来る施設なので、現実問題虐待は多いと思います…。
③発達検査の結果を交えての医師からの診断結果
前述した発達検査の結果と、そしてそれを踏まえての医師からの診断結果が出ます。
しかし、前編で書いたとおりめれこの結果はグレーのまま。
ここで特筆しておきたいのですが、
検査結果は決して良くはありませんでした。
<発達検査の結果>
実年齢:2歳6ヶ月
「姿勢・運動」2歳+α
「認知・適応」1歳10ヶ月+α
「言語・社会」1歳9ヶ月+α
総合:1歳10ヶ月+α
※「+α」は、先生が後から書き足したもの
このように、見事全ての結果が実年齢より大分下回ったのですが、なぜこれでグレーなのか?
正直、想像より低い結果だったので焦りましたもの。
しかし、焦りつつも、
「幼児の発達検査はあくまで目安で、医師の診断の方が重要」
といった考え方が存在する事も知っており、それを思い出してもいました。
これはどういう事かというと、
例えば、2歳児に「〇〇できるかな?」と促した所で、本人の機嫌や人見知りといったコンディションに左右される部分が大きく、しかし数値化するには点数を付けなくてはならない…という面があるからです。
それに、幼児は発達に問題が無い子であっても個人間の成長の差が激しい時期。
全く出来なかった事が3日後には出来てる!なんて事も多い年齢です。
数字は数字として参考にはなるけれど、そういったファジーな部分は医師が経験等から判断するしか無いのだと思います。
先生は、めれこの検査結果の全ての項目に
「+α」と書き足し、説明しました。
「検査結果としてはこの数値が出たけれど、この子は“出来ては無いけど理解はしている”部分も多いように思える」
「言葉は確かに少ないけど、多分増えるんじゃないかな~?」
「今はまだ診断名が付くような段階では無いと思います」
「数ヶ月後に再度検査して、今回の結果と比較して成長を見ましょう」
まとめ 感想
今回のめれこの結果は『また数ヶ月後に診てみましょう』というもので、つまりは『要・観察』です。
モヤモヤを晴らす為に行ったのに、結局そのモヤは晴れず。
しかし、「わざわざ行った意味が無い」とまでは思いません。
それなりの収穫はあったと思います。
具体的に言うと、以下の3点です。
①2歳半時点の検査内容が残る
今回相談(検査)を受けた内容が残るので、今後それと比較しながら成長具合を診てもらえます。
②グレーな状態なりに専門家の話が聞けた
小児精神科の先生は、「2歳半でも診断名が付く子には付けます。でもこの子はまだそういった段階では無いです。」と、ハッキリ言われました。
更に、私から「先生は今までこういったグレー状態の子を沢山診てこられたと思いますが、その先生から見てこの子は将来的に普通学級に入れなかったり療育手帳等が必要な子だと思いますか?もちろん今の段階での判断は難しいのは分っています、あくまで先生の直感を教えていただきたいです。」
といった質問をしたのですが、
「うーん…そうはならないとは思うけどねぇ…お母さんの言われる通りこれからの成長を見ないと分りませんが。」
という回答でした。
この言葉だけでも、今後の見通しがある程度付いたので本当に良かったです。
③「今すぐに療育を始めた方がいい!」…では無いと分った
私のように、「この子障害があるのかな?どうかな?」とモヤモヤしている状態の場合、親が最も心配なのは、「自分が見過ごしたせいで取り返しのつかない事になったらどうしよう」という点ではないでしょうか?
私が今回一番知りたかったのも、「めれこは今すぐ療育に通った方がいいのか?」という事です。
本来なら療育で伸ばしてあげられる部分があって、それなのに私がグズグズしていたせいでにおざなりになってしまっていたら…と、そこが心配でした。
結果、先生の見立てでは、「次回の検査結果が出てから考えるのでいいと思います」とのお話で安心しました。
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以上が、我が家の次女めれこの2歳半時点での記録です。
めれこの発達の状態については今後も書いていきたいと思っています。
同じ様に「発達グレー」状態でお悩みのパパ・ママの参考になれば幸いです。
ご質問はコメント、メール、Twitter等でお気軽にどうぞ!!
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